建築模型教室 (C-3)      次のページ  目 次

カッターの使い方3 窓の穴を開ける
 建物の窓の表現は、縮尺やグレードの違いで、
 2つの手法で作っています。
 簡単な手法は、灰色のフィルムに窓枠を引き
 切り取って外壁に貼る方法で、
 もう一つは、
 下記で紹介する窓穴を開けた外壁の裏に、
 窓枠を引いたアクリル板を当てる方法です。
図4
 図4
 詳しくは、建物の作り方で紹介しますが、
 綺麗な切れの良い模型を作るために、
 十分練習してください。

 建物を作る手法で、開ける穴の位置を
 けがいて行きましょう。

写真8
1. まず建物の階高を想定して、鉛筆で
  フロアーラインを引きます(図1赤線)
写真8
 写真8
2. 窓の上の線(内法:うちのり)を鉛筆で引く(図1黒線)
 (窓の上は,欄間付きや流し台前等を除き、
  ほぼ同じ高さになっています)
写真9
3. 窓の縦線をカッターでけがきます(図1青線)

4. 窓の横線をカッターでけがいて(図1緑線)
  けがきは終わりです。
  腰窓は図1右端の様にけがきます。
写真9
 写真9
5. 切口が直角になるようにに気を付けて
  穴を開けましょう。(写真10)
  ボードを持ち上げ自然に外れれば最高です。
写真11
  最後にカッターを立てる様にすれば
  角まで綺麗に切れます(図5)
 (少し行き過ぎる位に切るのがコツです)
 
  力の入れ過ぎは、怪我しやすいばかりか
  仕上がりも汚くなります、
  軽く切れる様に練習しましょう。
写真10
 写真10
図5
 図5
写真11
 写真11

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